Microsoftは8月24日(米国時間)、「Announcing Windows 11 Insider Preview Build 25188|Windows Insider Blog」において、Devチャンネルにリリースした「Windows 11 Insider Preview Build 25188」からWindows Terminalをデフォルトターミナルに設定したと伝えた。

Windows 11ではすでにWindows Terminalをデフォルト設定できるようになっていたが、これで公式にWindows TerminalがWindows 11のターミナルアプリケーションとなった。

  • Announcing Windows 11 Insider Preview Build 25188|Windows Insider Blog

    Announcing Windows 11 Insider Preview Build 25188|Windows Insider Blog

これまでWindowsのデフォルトターミナルはWindowsコンソールホスト(conhost.exe)だった。コマンドプロンプト(cmd.exe)が実行されていることが多かったため、コマンドプロンプトとして認識されていたことが多いと思うが、ターミナルアプリケーションとしてはWindowsコンソールホスト(conhost.exe)が動作している。

WSL導入に伴うLinuxアプリケーションとの連携や、PowerShell Core (PowerShell 6/7)との連携などもあり、よりモダンなターミナルアプリケーションが求められるようになっていた。Windows Terminalはそうした目的を満たすために開発が進められ、デフォルトのターミナルとして設定できるところまで開発は進んでいる。現在でも、設定を変更すればWindows Terminalがデフォルトのターミナルとして動作する。

「Windows 11 Insider Preview Build 25188」でWindows Terminalがデフォルトのターミナルとして設定されるようになったことは、Windows TerminalがWindowsコンソールホストとの互換性含めて一定のレベルに到達したことを意味している。