夏本番、気温は連日30度を超えている。子供の学校は夏休みになり、花火大会など夏ならではのイベントもある。そんな時に生産性が落ちるとしても無理はない。予定共有アプリ「Calendar」の生産性ブログ「Obstacles to Productivity During the Summer Months」では、そんな夏の働き方を提案している。

「Obstacles to Productivity During the Summer Months」

日本も猛暑だが、欧州など北半球で猛暑が報告されている。7月中旬には例年なら30度も行かない英国の首都ロンドンで、観測史上初の40度を超えたと報じられた。猛暑で頭が回らないのは至って普通の現象だ。記事では、熱が強いと人々は疑うことがなくなり、いいなりになりやすいという調査があると紹介する。眠気を感じたり、集中ができないと感じている人もいるだろう。これについても、調査でわかっているようだ。

では冷房をガンガンに効かせることが回答になるのか?コーネル大学の研究によると、部屋の温度が低すぎるとミスが増えて、結果として労働コストがかさむという。なお、日本ではクールビズは28度が適温と言われているが、記事では適切な温度を20~25度としている。この辺りは個人差もあるので、自宅で自由に調節できるのなら自分に最適な温度を知っておきたい。

記事では、(暑いか寒いかに関係なく)太陽が出ている日に生産性が落ちることも指摘する。2年半にわたって気候と生産性の関係を調べたハーバード・ビジネス・スクールの研究によると、雨などの天気が悪い日の方が生産性が高いという。「太陽が出ていると、外でできることをあれこれ考える。天気が悪いと、選択肢すらないのでそんな考えは浮かばない」と研究をした准教授のFrancesca Gino氏は話している。また、Glasshopperによると25%の人が6月~8月の間は残りの月と比べると生産性が落ちると感じているそうだ。外にテーブルを出して仕事をする(日本の夏の暑さでは考えにくいが、春や秋にいかがだろう?)、早朝や夕方に仕事を集中して行うことなど工夫を凝らしながら猛暑を乗り切る提案を行っている。

筆者は、ここ数年エアコンの無い生活を送っているが、今年は過去最高の暑さではなかっただろうか。室内ではPCが数台常時稼働している環境だ。USB接続の卓上冷風機なども実装しているが、テレワーク時の昼過ぎは、ここから出てくる風も熱風のようになる。さすがに何かアイデアを捻出しなければならない。

筆者の卓上冷風機では上部に水を入れて冷風にするものだが、ひどいときはぬるま湯になる。氷を入れるシンプルなHackは効果が高いようでYoutube動画でも数多く紹介されている。コンビニエンスストアで100円で買って試してみた・・・・一気に冷風になる。非常に効果がある。

だが大きな氷ブロックを3つか4つ入れると一杯になってしまう・・・・30分もたたない間に溶けてしまう。ふと、残りの氷袋を見るとこちらも水がいっぱいである。そう、筆者の現在の環境では冷蔵庫も稼働できていないため、氷を保管できない。100円で30分くらいではコストが悪すぎる。

そういえば、あれがあったではないか。取り出したのは数年前にコーヒー用にと買ったが、あまり使っていなかった保冷専用の水筒だ。100円で購入した氷を押し込んでいく。大きすぎて入口で止まるものも、強引に掌底で叩き込んでいく。

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