Qlikは8月23日、データクラウド「Snowflake」向けのクラウドアナリティクスサービスを強化し、Snowflake向けに強化されたQlik Cloudデータサービス機能をリリースしたと発表した。
Snowflake向けクラウドアナリティクスサービスにおいては、2つの機能が追加された。1つ目の新機能「Direct Query」は、ユーザーがQlik Sense内からオンデマンドでSnowflakeにクエリするためのプッシュダウンSQLを自動的に生成できるようにする。これにより、Snowflakeクエリを最適化する機能と最新データへの即時アクセス機能が組み合わされ、Qlik Senseでクラス最高のビジュアライゼーションとダッシュボードを作成することが可能になる。
2つ目の新機能であるQlikのFinOpsとクエリ最適化アナリティクスアプリケーションは、QlikのSnowflake使用状況を示すダッシュボードを拡張することで、CDOやデータリーダーに対して、Snowflake利用の推進要因や、Snowflakeワークロードを最適化してユーザーエクスペリエンスを改善する方法を包括的に理解できるようにする。
Snowflake向けに新たに強化されたQlik Cloudデータサービス機能としては、リアルタイムの変更データキャプチャと主要データベース、SAP、メインフレームやSaaSのアプリケーションなどからSnowflakeへのデータ移動が可能になった。
また、モデル駆動型コード生成のためのデータウェアハウスの自動化が実現されたほか、エンリッチ化されたデータをSnowflakeプラットフォームからレコードの運用システムにレプリケートするためのリバースETLが追加された。