Malwarebytesは8月16日(米国時間)、「Back to school: How to secure your child's Windows PC」において、子供が安全にWindowsを扱うための基本的な方法を紹介した。インターネットにはさまざまなリスクが渦巻いており、子供たちが使用するWindowsデバイスの安全性やセキュリティについては十分考慮する必要がある。
Malwarebytesはまず、Windowsで注意するべき基本的なセキュリティとして、以下を紹介している。
- Windows上のすべてのソフトウェアのセキュリティアップデートは迅速に適用する
- サードパーティのセキュリティソフトを利用する
- Windowsのバックアップと復元ツールを利用してバックアップを始める
- パスワードマネージャーをインストールする
- 権限を制限した別のローカルユーザアカウントを作成して子供に使わせる
そのほかにも、考慮すべき事項が複数紹介されている。例えば、Windowsに搭載されているペアレンタルコントロールを利用することで、使用時間の制限やアプリ、Webサイト、ゲームなどのブロックが行える。また、子どもの安全を守るために幼少期から責任あるデジタルコミュニティケーションおよびエチケットを教え、危険性を理解させ、ネットいじめや有害なコンテンツを認識させることが推奨されている。
Wi-Fiに関しても言及されており、自動接続機能を無効にすることが推奨されている。これは、Wiフィッシングと呼ばれるサイバー攻撃から守るための措置とのことだ。
最後に、Malwarebytesはセキュリティ保護として何をしたのか、なぜそうしたのか、子供たちに説明することが必要だと助言している。子供たちは自分たちを守ろうとしていることを理解すれば、同じスキルを使って脅威から身を守ることができるかもしれないと伝えている。