Skyと九州大学は8月19日、大学施設のネーミングライツ(命名権)取得に関する「ネーミングライツ契約」を7月28日に締結したことを発表した。
九州大学は、同学および地域の活性化を図るほか、民間事業者と連携する機会を拡大するとともに新たな財源を確保し、健全で安定した財政基盤を確立することを目的に、2017年12月よりネーミングライツ制度を導入している。
今回、伊都キャンパスの中央図書館4階アクティブラーニングスペース「Cute.Commons」と、理系図書館1階エントランスプラザ「Q-Bridge」のネーミングライツ・パートナーにSkyが選ばれた。2022年8月から2025年7月まで、対象施設の名称はそれぞれ「Sky Cute.Commons」と「Sky Q-Bridge」となる。同協定の締結により、九州大学における学内施設のネーミングライツは3例4施設目となる。
対象施設の中央図書館4階アクティブラーニングスペース「Cute.Commons」は、オープンなスペースから個室スペースまでさまざまなスタイルで学習ができる空間で、フレーム席やファミレス席など座席のバリエーションも充実している。また、理系図書館1階エントランスプラザ「Q-Bridge」は、エントランスにある吹き抜け構造の開放的なスペースで、勉強や研究の合間にリラックスできるエリアだという。「Cute.Commons」と「Q-Bridge」の愛称は、同施設内にサインが掲示されるほか、大学ホームページや案内図等に使用される。加えて、施設内にも企業紹介ボードが設置される。