ソフォスは8月17日、刻々と変化し、複雑さを増すサイバー攻撃に対する組織の防御強化を支援するため、SophosLabs、Sophos SecOps、Sophos AIの3つのサイバーセキュリティ専門家チームを連携させた新組織「Sophos X-Ops」を設立したと発表した。
Sophos X-Opsは、3つのチームが実環境で悪用されている脅威を詳細に調査して得られた脅威インテリジェンスを活用し、脅威を予測してリアルタイムに対応可能にする。さらに、各チームの知見を連携して、強力で革新的な保護、検知、対応能力を提供する。
Sophos X-Opsは、自社のさまざまな分野のグループから脅威情報を収集・運用し、攻撃を早期の段階で阻止し、あらゆる業界のさまざまな規模の組織を標的としているランサムウェア、サイバースパイ、他のサイバー犯罪の被害を防止または最小化し、法執行機関と連携して攻撃者のインフラストラクチャを無力化することを目指している。
ソフォスのチームはこれまでも情報を共有してきたが、Sophos X-Opsを正式に設立することで、多様な攻撃を矢継ぎ早に繰り出す攻撃者に対抗するために求められる、迅速で合理的なプロセスを推進することが実現されるという。