光技術を活用した照明事業などを展開する岩崎電気は8月17日、同社のグループ会社であるアイ・ライティング・システムの本社・桜川工場(茨城県桜川市)にて、自家消費型の太陽光発電設備を同月より稼働させたと発表した。

岩崎電気は、中期経営計画の重点施策として「環境への取り組み」を掲げ、2030年に再生可能エネルギー(再エネ)使用率50%を目指しているという。

同社は今般、主にLED照明機器の製造を行う桜川工場内の遊休スペース約5700m2を利用し、1314枚のパネルからなる太陽光発電設備を導入。桜川工場の年間使用電力のうち約25%に相当する約510MWh(年間)を太陽光発電によりまかなうとのことで、これによりCO2排出量を約225t(年間)削減する見込みだとしている。

  • 桜川工場の敷地内に設置された太陽光発電設備

    桜川工場の敷地内に設置された太陽光発電設備(出典:岩崎電気)

岩崎電気は今後も、太陽光発電をはじめとする再エネを活用することで、2030年の再エネ使用率50%の目標達成に向けた取り組みを推進するとともに、LED照明機器の開発や商品・ソリューションの拡大を目指すとのことだ。