メタデータは8月17日、VoC(Voice of Customers:顧客の声)やアンケートの自由回答など複数のテキスト欄の入力に対応し、意味解析、数量化、自動分類、ポジショニングマップ描画、任意のテキスト欄にまたがる類似検索などが可能な新製品「Mrテキスト分析」を開発したことを発表した。
同製品はアンケートなど自由記述の回答のCSVファイルを取り込み、任意に入れ替えながら分析し放題となる定額サービスを中心に、クラウド、レンタル、オンプレミスなど複数の形態で提供する。
同製品は複数のテキスト欄があるCSVファイルの記述から意味解析を行い、関連性や類似性などを分析可能だ。これにより、各回答の間にある隠れた相関関係を見出せるようになるため、従来以上に深いデータ分析が期待できるのだという。また、アンケート以外の使用例として、営業日報の行動欄、予定欄、上司コメント欄の間の関係などが分析できるとのことだ。
さらに、表形式の係り受け(主語-述語や目的語-述語などの関係)の頻度ランキングに加え、そのサマリーを可視化できるため、複数の話題やトピックの連鎖などから、話題のトレンドを把握できる特徴があるという。
日付や時刻、整数値などで範囲を指定した絞り込みにも対応するほか、セミコロン(;)などで区切られた複数値の欄を持つデータについても検索可能。