JPX総研は15日、日本取引所グループ(JPX)が6月に発行したグリーン・デジタル・トラック・ボンド(第1回無担保社債)のグリーン性指標を可視化するWebサイト「グリーン・トラッキング・ハブ」を公開した。

同Webサイトは、同社自身が6月に発行したグリーンボンドによる調達資金を充当したグリーン発電設備の発電量やCO2削減量をタイムリーに表示。日次や月次の形でデータをダウンロードして確認することで、従来は年次レポートなどで投資家に説明していたグリーン性指標を把握しやすくするものだ。グリーン・デジタル・トラック・ボンドは、国内初のデジタル環境債としてブロックチェーンを活用した社債型セキュリティ・トークンで6月に発行(ニュースリリース)を発表しており、日本取引所グループ、日立製作所、野村證券、BOOSTRYが協業し、システムの開発を進めている。