Google検索はいくつもの「隠しコマンド」を持っている。隠しコマンドを実行すると、情報収集を効率化したり、日常生活に役立つ情報を素早く入手したりできる。本稿では、Google検索から隠しコマンドで呼び出せるゲームを紹介しよう。
ブロック崩し
検索ボックスに「Atari Breakout」と入力すると、ブロック崩しのゲームが検索結果に表示される。以前は、Googleに入力するだけで再生されていたが、今はできなくなっている。専用サイトに移って、遊ぶ必要がある。
遊び方は簡単だ。ボールを落とさないように、板を移動させて、少しでも多くブロックを崩していく。
ソリティア
初めてWindowsパソコンを使った人が、初期に親しむソフトの一つがソリティアかもしれない。並べられたカードを数字の順に移動させながらダイヤ、クローバー、ハート、スペードの4種類のカードごとにA~Kの順で13枚ずつ重ねていくゲームだ。
検索ボックスに「solitaire」と入れると、検索結果の表示ページのトップにゲームの画面が現れる(別サイトに移動しなくてよい)。「簡単」「難しい」の2種類の難易度を選択できる。
マインスイーパー
マインスイーパーも、Windowsユーザーにおなじみのゲームだ。その内容は、地雷を爆破させることなく、数十から数百のマス目に埋まっている地雷を取り除いていくというもの。左クリックと右クリックを駆使しながら、いかに時間をかけずに、クリアできるかがポイントだ。
検索ボックスに「minesweeper」と入れると、ソリティアと同様、検索結果の表示ページのトップにゲームの画面が現れる(別サイトに移動しなくてよい)。難易度は、「低」「中」「高」の3つから選択できる。難易度によって地雷の数が異なり、低は10個、中は40個、高は99個となっている。
パックマン
40年以上にわたって定期的にリリースされており、専用機も提供されていた、世界中で人気のゲーム「パックマン」もGoogle検索の結果の表示ページから遊べる。
それには、検索ボックスに「パックマン」と入力して実行すればよい(英語の「pacman」でも可能)。キーボードの「→」を使って、パックマンを移動させて、ゴールを目指す。
三目並べ
通称「まるばつゲーム」、正式名称「三目並べ」も、Googleの検索結果から遊ぶことができる。検索ボックスに、「三目並べ」(英語の「Tic Tac Toe」でも起動する)と入れると、遊ぶことができる。
難易度は「低」「中」「高」の3つから選択できるほか、「友達と対戦」を選べば、2人で楽しめる。
Quick Draw
コンピュータが出したお題の絵を20秒以内に描いて、GoogleのAIに当ててもらうゲーム「Quick Draw」もGoogle検索から起動できる。描いた絵を認識して学習することで、AIが正しく予想する能力を向上させることが可能となっている。
検索ボックスに「Quick Draw」と入力すると、結果の表示ページの一番上に表示される「Quick, Draw!」をクリックすると、ゲームのページが現れる。お題は6問出され、6問描き終わると、認識結果が表示される。20秒しかないので、うまく描くのは難しいかも!?
チャンピオン アイランド ゲーム
厳密には、Google検索の結果から起動するゲームではないが、2021年に公開されたGoogle Doodle アーカイブで遊べるゲーム「Champion Island Games」も紹介しておこう。これは、 2020年東京五輪を記念して作られた、日本式のロールプレイングビデオゲームだ。
忍者に扮したネコのラッキーが、チャンピオンの動物や伝説の生き物などに対し、五輪競技のアーチェリー、スポーツクライミング、卓球、ラグビー、マラソン、スケートボード、アーティスティックスイミングにで挑戦していく内容になっている。
スポーツに参加して島をさまよったり、伝説の敵を倒したりと、昔ながらのRPGスタイルを踏襲した形となっている。