積水ハウスと日本電気(NEC)は8月9日、集合住宅における顔認証システムを活用した取り組みにおいて連携し、第一弾として、積水ハウスの分譲マンション「グランドメゾン溝の口の杜」(2023年11月に完成予定)で、NECの顔認証システムを活用したエントランスおよび玄関ドアの解錠や共用施設の予約、サービス事業者との協業によるサービス提供を行うことを発表した。
積水ハウスとNECの連携により、集合住宅での顔認証システムによるエントランスおよび各住戸の玄関ドアの解錠、共用施設・備品の予約などを可能する。また、サービス事業者とも協業し、ウォーターサーバー用ボトルの置き配をはじめとした生活に密接したサービスの提供も予定しているという。
「グランドメゾン溝の口の杜」における顔認証システムを活用したサービスは、居住者のエントランス・玄関ドアの解錠、共用施設の予約・解錠/共用備品の予約、ゲストの入退登録、家族の帰宅通知/ウォーターサーバー用ボトルの置き配。
また、顔認証システムのさらなる活用により、住民の利便性を高めるため、引き続きサービス事業者と協業して決済や配送、家事代行やクリーニングなどの様々なサービスの提供に向けた検証も行うという。今後の主な検証予定サービスは、居住者不在時の置き配(連携先:宅配事業者、ネットスーパー)、自動販売機の顔認証決済(連携先:飲料メーカー、小売事業者)、EV充電器の顔認証決済(連携先:エネルギー事業者)、共用施設利用料の顔認証決済(連携先:決済代行事業者)。