ブランド総合研究所は8月3日、 地域と関係性の強い地域企業の”好感度”や、 地域の持続性向上への”貢献度”(サステナビリティ貢献度)について、 住民による評価を明らかにする調査「第4回地域版SDGs調査2022」の結果をもとに作成したランキングを発表した。有効回答数は全国在住の23,166人。

地域企業 は各都道府県に本社 または主要拠点がある企業、 その地域で創業した企業のうち、一定の規模を有する企業を選定し、 47都道府県全体で842社を対象としている。

地域住民によるサステナビリティ貢献度の評価が最も高かったのはトヨタ自動車で、 本社所在地である愛知県での貢献度評価は 44.0%となった。 つまり、愛知県民回答者の44.0%がトヨタ自動車について、 環境や地域・社会の持続性を高めるような取り組みを行っていると評価していることになる。

第2位以降は、上から、ハウステンボス、ヨークベニマル、平和堂、ジャパネットたかたとなっている。

  • 地域企業のサステナビリティ貢献度ランキング 資料:ブランド総合研究所

地域住民からの好感度が最も高い企業は、滋賀県を中心に総合スーパーなどを展開する平和堂(64.1%)となった。第2位は、サステナビリティ貢献度でも第3位に入ったスーパーマーケットのヨークベニマルが63.0%で続いている。

  • 地域企業の好感度ランキング 資料:ブランド総合研究所