三井住友カードは3日、キャッシュレスデータを活用するデータ分析支援サービス「Custella(カステラ)」において、AI活用など新たなサービスを追加することを発表した。
2019年10月より提供するキャッシュレスデータのデータ分析支援サービス「Custella」は、統計処理された同社保有のキャッシュレスデータの分析から施策の実施など小売やメーカーのマーケティングを支援するサービスを展開。これまでに、最新消費トレンドを無償閲覧可能な「Custella Trend」、売上傾向やカード利用者様の属性傾向を分析する「Custella Insight」、オーダーメイドのレポートサービス「Custella Analytics」、カード会員からターゲットに直接プロモーションできる「Custella Promotion」などのサービスをラインナップしている。今回、新たにクラスター分析や売上予測などAIを活用した高度な分析を可能にする「Custella AI」、会員に対して広くアンケートを実施できる「Custella Research」を加えて提供を開始することを同社は発表した。膨大なキャッシュレスデータに対して、AI解析によるデータの高度化、購買行動の裏側にある関心や意識を紐づけたアプローチが可能になる。