シトリックス・システムズ・ジャパン（Citrix）は8月3日、Microsoft Azure上で展開するクラウドPCプラットフォーム「Windows 365」に対して、Windows仮想デスクトップおよび仮想アプリケーションを配信する「Citrix HDX Plus for Windows 365」 を発表した。

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「Citrix HDX Plus for Windows 365」を利用することで、Windowsデスクトップおよびアプリケーション仮想化がMicrosoft Azure上に展開されるクラウドPCで利用可能となり、高度なUXが実現するほか、MicrosoftとCitrixのITソリューション統合により、Microsoftクラウド上に設置したWindows OSの仮想デスクトップの利便性が向上するという。

同社はシンプルに展開・構成が可能で、Microsoft Endpoint Managerコンソール内でも管理を統合できるとしている。既存のCitrixユーザーは導入済みの製品と一緒にWindows 365クラウドPCを管理でき、社内全体のアクセスポリシーおよびセキュリティ制御に一貫性を持たせることができるという。

ユーザーは、Citrix HDXテクノロジーの機能を利用できるほか、windows365.microsoft.comまたはCitrix Workspaceアプリを通じ、クラウドPCにアクセス可能。また、従来のPCやその他のデバイスのスタートメニューまたはタスクバーから直接起動できる。

Citrix HDX Plus for Windows 365は今年後半に一般提供開始を予定しており、数カ月以内にパブリックプレビューを予定しているという。詳細はこちらのWebサイトを参照のこと。