oViceは8月2日、オフィスやイベント会場などに使用可能というバーチャル空間である「oVice(オヴィス)」の1カ月間無償提供を、8月31日申込分までの期間限定で開始すると発表した。

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同サービスはこれまで、テレワークを実施する2000以上の企業・団体が導入している。

また、直近の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響で、同社への問い合わせ件数が増加している。行動制限が無い状況でも従業員の感染リスクを軽減するため、ハイブリッドワーク環境の構築を図る企業が多いことから、今回の無償提供を決定したとしている。

同サービス上での出社により、オフィスに出社している人もテレワークの人も、アバターを通じて時間を問わず自由にコミュニケーション可能になるため、物理的な距離による制約を受けずに一緒にいるような感覚で勤務できるという。

2022年7月には、Microsoft TeamsのステータスやGoogleカレンダーとの連携を実装し、当該時間の予定の有無をアバター上に絵文字で表示可能になった。これにより、チームメンバーの状況を把握でき、出社とテレワークが混在するハイブリッドワークの状況下でも、お互いにスムーズにコミュニケーションできる環境を整えているとしている。