レビューが運営するメディア「ahamo」は8月1日、日本全国の10歳以上の150人を対象に行った「使ってみたいけど使い方がわからなくて利用していないアプリ」のアンケート調査の結果を公表した。

今回の調査結果で1位になったのは「キャッシュレス決済」、次いで「ネット銀行」、「行政手続き」がトップ3にランクインするという結果になったという。

「キャッシュレス決済」を選んだ理由としては、現金を持ち歩かなくてよいのは魅力的な一方で、登録の方法がよくわからなかったり登録が面倒だったりという声が多く上がったという。また、いくつもあるキャッシュレス決済の中から登録するものを選ぶのが難しいといった声や、複数登録して使いこなすことができなさそうという意見も寄せられたという。

また2位に選ばれた「ネット銀行」については、アプリはインストールしたが使用していない人も多いということが判明。インストールしたものの「あったら便利と思って入れたが、特に絶対必要でもなく、利用用途も明確でないので使っていない」「キャンペーンなどの兼ね合いでどのタイミングで始めればさらにお得になるのかがわからず、いまだに使っていない」といった理由から、利用には至っていない人が少なからず存在するようだ。

3位の「行政手続き」に関しては、個人情報を扱う内容ということもあってか不備への心配や情報漏洩などの不安から利用していない人が多いという。 加えて「説明が小難しく書かれているものが多くて、内容を理解をするまでに時間がかかる」「直接行政の窓口で手続きする方が、早く正確に手続きを終えられそうだから」といった時間短縮に関する意見も寄せられているとのこと。