freeeのグループ会社であるサイトビジットは8月1日、同社が提供する電子契約サービスである「freeeサイン」が、セールスフォース・ジャパンが提供する顧客管理プラットフォームであるSalesforceとの連携プランとして「freeeサイン for Salesforce」の提供を開始すると発表した。新プランでは、Salesforce上で契約書を始めとする文書の作成・送信・署名/締結・保管/管理が一貫して可能になるという。

  • 連携のイメージ

日頃からSalesforceでビジネス情報を管理しているユーザーは、同プランにより、複数のシステムへログイン・操作することなく、使い慣れたSalesforce上で契約締結などの文書作成/プレビュー/送信/保管ができ、Salesforceでの一元管理ができるようになる。

同プランでは、freeeサインで作成した文書テンプレートをSalesforceに取り込み、Salesforce上の顧客データをテンプレートにマッピングさせることでスムーズに顧客情報と文書情報を紐づけできる。

また作成した文書を送信後、取引相手が文書の受領・署名を行うと、締結した文書はSalesforce上に自動保管できる。

  • 連携内容

同プランにおける文書の作成では、予め登録したテンプレートを利用する方法と、既存の文書をアップロードして作成する方法が選るとのこと。また、商談レコードや取引先責任者レコードなど、Salesforce上のレコードと契約レコードの関連付けが可能という。

送信/締結については、Salesforceから文書を送信して締結状況の確認ができ、作成中の文書の一括送信も可能としている。

営業部門での申込書、人事部門での一連の雇用契約書やNDAなど、自社で定番の帳票・契約書締結を数多く抱えている方の業務効率化を促進する。なお同プランの価格は、初期費用が20万円から、Salesforce連携料が月額2万5000円。