ソニーグループは7月29日、2022年度第1四半期の連結業績を発表した。売上高は前年同期比2%増の2兆3115億円、営業利益は10%増の3070億円だった。好調な映画・音楽分野の業績が増収増益を後押しした。

一方で、2023年3月期の連結営業利益は前期比8%減の1兆1100億円になると見込み、5月に公表した従来予想(1兆1600億円)から500億円下方修正した。

主力であるゲーム事業のアドオンコンテンツを含む自社制作以外のゲームソフトウェア販売減少が、業績に影響すると同社は見込んでいる。また、米ゲーム大手Bungieの買収が想定より早期に完了したことなどによる買収関連費用の増加も、業績に響くとのことだ。