CO2排出量可視化のクラウドサービス「e-dash」を提供するe-dashは7月28日、みずほ銀行と連携し、みずほ銀行の取引先企業の脱炭素への取り組みをともに支援することを発表した。
「e-dash」は、CO2排出量削減への取り組みを総合的にサポートする三井物産発のサービスプラットフォーム。同社は今回の提携を通じ、みずほ銀行の取引先企業へ「e-dash」を提供し、脱炭素に向けた取り組みの初めの一歩としてCO2排出量の可視化を支援する。また、排出量削減に向けた施策の実行も含め、中長期的にみずほ銀行へ伴走することで脱炭素社会の実現をともに目指すとしている。
なお、「e-dash」では、電気やガス等のエネルギーの請求書をアップロードするだけで、事業を通じたCO2排出量(Scope 1・2)を自動で簡単に算出するなど、計算の手間を削減しながら正確なデータを蓄積できる仕組みを提供するほか、サプライチェーン排出量(Scope 3)についても、ソフトウェア上で手軽に算出・可視化が可能だという。
「e-dash」でのCO2排出量の算出については、大手監査法人による第三者検証を実施し、日本政府が策定した算定ガイドラインに基づいた正確な算定方法で提供しているということだ。