NTTレゾナントは7月26日、AI型ECサイト内検索ソリューション「goo Search Solution」において、独自調査第2弾として実施した「コロナ禍におけるECサイトの利用動向に関する調査」の結果を公開した。
コロナ禍以前(2020年1月以前)と比べて実店舗とECサイトの利用頻度がどう変化したかを調査したパートでは「ECサイトの利用がとても増えた/やや増えた」と回答した人の割合を年代別で見たところ、10代が80.9%で最も多かったという。また、20代(59.4%)、30代(56.1%)も全体の半数を超えており、若い世代ほどECサイトの利用頻度が増えていることがわかった。
続いて、コロナ禍以前と比べたECサイトの利用頻度の変化について「増えた」と回答した人の割合を男女別を比較したところ、男性は突出して高いカテゴリが見られなかったのに対し、女性は「ファッション」「生活雑貨」のカテゴリで30%を超え、他のカテゴリよりもECサイトの利用頻度が高くなったことがわかった。
「新型コロナウィルス感染症が収束後、実店舗とECサイトの利用頻度はどうなると思うか」という質問では、実店舗メインでの利用は「食品」(37%)が最も高く、次いで「ファッション」(28.9%)という結果になったという。
一方で、ECサイトメインでの利用は「書籍」(35.3%)が最も高く、「PC・生活家電」(27.5%)が次点につけている。
このことから、同社は、コロナ収束後は実店舗利用が好まれるカテゴリとECサイト利用がより活発になるカテゴリに分かれる可能性があるとの見解を示している。