パーソルプロセス&テクノロジーは7月25日、Microsoft 365 E5の機能を活用してセキュリティ対策を導入する「運用支援ソリューション for Microsoft 365」の提供を開始すると発表した。

Microsoft 365 E5は外部からの脅威や内部不正等の対策機能を搭載しているが、同ソリューションでは、Microsoft 365 E5を活用したセキュリティ対策の導入や運用支援、レポートを提供する。

Microsoft 365 E5を利用していて、セキュリティに課題を抱える企業に対し、同ソリューションは予防対策として脆弱性の検知、分析、対処法の提案から、インシデント発生後の検知、分析、対処による封じ込めまでの運用を支援する。

  • 「運用支援ソリューションfor Microsoft 365」画面例

    「運用支援ソリューションfor Microsoft 365」画面例

同ソリューションの特徴は、予防強化でサイバー攻撃を抑制する点にあるという。社内外を問わずにアクセスできるネットワーク環境におけるPCやモバイル端末、ID、OS、アプリケーション、データなどに対して、脆弱性の検知と対処のための仕組みを作り、セキュリティやコンプライアンスにおける日々の監視や対処の運用を支援する。

具体的には、脆弱性の検知はマイクロソフトの「脅威と脆弱性の管理(Threat & Vulnerability Management)」機能を活用して、「組織の全体的なスコア」「セキュリティの推奨事項」「脆弱性への対応状況」「対応の指示」をレポートすることで、デバイスの健全性や脆弱性のない環境を目指し日々の攻撃に備える。

  • メ基本保守サービスのニュー例

    基本保守サービスのメニュー例

同ソリューションの初期費用(初回導入プラン)は10万円で、月額費用は5万円からの提供。月額費用はプランやユーザー数によって異なるため、詳細は要問い合わせ。

  • 基本保守サービスの料金表

    基本保守サービスの料金表