プロセスマイニング製品を提供するCelonisはこのほど、説明会を開催し、「CoE(Center of Excellence)が主導するビジネストランスフォーメーション」「CoE のベストプラクティス」などを紹介した。
昨今、DX(デジタルトランスフォーメーション)の注目度が高まるとともに、その推進組織として、 CoEという言葉を耳にする機会が増えている。CoEは、組織内の優秀な人材やノウハウなどのリソースを集約した横断組織であり、目的・目標を達成するために効率化・スピードアップを図ることを目的としている。CoEは、どうやって作り上げて行ったらよいのだろうか。
変革を進めるのは人、その核となるのがCoE
Celonis 代表取締役社長 村瀬将思氏は、「これからは、中期経営計画からビジネスのプライオリティを下ろして、ビジネスオペレーションを定義していく必要がある。あわせて、業務システムからデータを収集して分析を行うことで、全社で最適化していく。日本企業は個別最適にとどまっている」と、企業が変革に取り組む中で必要なことを説明した。
同社のプロセスマイニングプラットフォーム「Celonis Execution Management System」は複数部門にわたるプロセスを可視化し、改善すべき点を明らかにする。「高い視座からの全体最適を行って、村社会から脱却すべき」と村瀬氏は語った。