UWAMは、7月22日、BtoBマーケティング・営業シーンにおける「動画活用」の有効性を把握し効果的な活用方法を促進して行くために、6月22~24日の期間で実施した「B2B製品・サービス検討に関わる方の動画視聴状況調査」の調査結果を発表した。
「B2B製品・サービス検討に関わる方に『動画』は有効なのか」を調査したパートでは、69%の人が広告での露出含めた何かしらの関連動画に接しており、そのうちの93.7%が、関連動画を視聴したことがあることがわかった。さらに視聴したことがある人のうち66%が関係者共有・問い合わせなど何かしらのアクションを取ったことがあるということが判明したという。
同社はこの結果を通じて「BtoBマーケ・営業シーンでの動画活用は、まだ発展していないという声もあるが、ユーザー側の結果を見る限りでは、発信された動画は見られており、高い率でアクションへと繋がっている。B2Cのシーンに比べまだまだ成功例が少なく、成功パターンが確立されていないのが現状ではあるが、取り組みを強化していくべきと考えられる事実が得られた」との見解を示している。
「Withコロナ/リモートワークで視聴環境はどうなっているか」を調べたパートでは、仕事用PCのSNS・動画閲覧サイトの利用制限なしは46.6%ということが明らかになった。また自宅(リモートワーク中)での動画視聴者は57.1%で、自分保有スマートフォン・PCでの動画視聴者は32.1%という結果になったという。
同社はこの結果について「新型コロナ感染が発生する前では、BtoBで動画活用が進まなかった理由がオフィス勤務・会社PCのアクセス制限。会社PCのアクセス制限は緩和することなく引き続き足かせにはなるであろうが、リモートワークが定着してきていることで、業務に関する動画を視聴しやすい傾向となっていると考えられる」との考察をしている。