Rubrikは7月22日、「ランサムウェア復旧保証サービス」の日本国内での提供を開始すると発表した。
同サービスは、同社が提供する「Rubrik Enterprise Edition」およびMicrosoft Azure上に構築された「Rubrik Cloud Vault」の利用企業などが、ランサムウェア攻撃を受けて、セキュリティ保護の対象となっていたデータを復元できなかった場合に、Rubrikが復旧関連費用として最大500万USドルを提供するものだ(円での支払金額は為替レートにより変動する)。
Rubrik Enterprise Editionは、単一のプラットフォーム上でゼロトラストのデータ保護、ランサムウェアの調査、機密データへのアクセス検出、インシデントの封じ込めおよび体系的なアプリケーション復旧のための機能をSaaS(Software as a Service)で提供する。Rubrik Cloud Vaultは、Microsoft Azure上に構築されたフルマネージドでセキュアかつ隔離されたサービスとなり、Microsoft Azureとの連携機能によりデータのエアギャップを簡素化、データの不変性を確保することで、データの漏洩、破損、悪意による削除を回避する。