米マイクロソフトは7月19日(米国時間)、デジタルイベント「Microsoft Inspire 2022」を開催し、さまざまな発表を行った。その一つに、宇宙産業のパートナーのエコシステム「Azure Space Partner Community」がある。
同社はクラウドコンピューティングの次のパラダイムは、宇宙産業の可能性とクラウドのパワーを融合することと考えており、今回、拡大する宇宙産業のパートナーのエコシステムをサポートするため、「Azure Space Partner Community」を発表したと説明。
同社は2020年10月に、宇宙コミュニティやその枠組みを超えたミッション ニーズに適したプラットフォームとエコシステム「Azure Space」を立ち上げて以来、宇宙業界全体で有意義なパートナーシップを築いてきたという。
同社のパートナーは、宇宙事業者からメーカー、システムインテグレーター、データプロバイダー、ISV、スタートアップなど、バラエティに富んでいる。これらのパートナーは、接続、地球観測、仮想化、データ処理、分析、地上インフラストラクチャなどの幅広い機能をカバーし、AzureSpaceプラットフォームに独自の付加価値サービスを追加している。
Azure SpacePartnerCommunityに参加することで、共同イノベーション、市場投入および技術サポート、業界販売、ソリューションのスケーリングなど、さまざまなメリット享受できるという。