LIFULL(ライフル)は20日、3Dの地図上から目的のエリアの物件のバーチャル内見を行えるAndroidアプリ「空飛ぶホームズくんBETA」の提供開始を発表した。Google Playストアからダウンロードできる。
2020年秋にプロトタイプが発表されている同アプリは、マップ上の3Dの街を上空から降下しながらバーチャル内見できるもので、各物件は、平面の間取り図から3Dの部屋を生成する同社の技術を用いて自動生成されている。ベータ版では、3Dマップの表示領域が全国に拡大されており、表示可能な物件数も増加している。また、最大8人で共有できるマルチプレイヤー機能やボイスチャット機能を加えており、家族や友人と一緒に回ってみるといったことも可能だ。
おおよその街並みも3Dで再現されており、新しいUI/UXを体験できるものだが、同社ではメタバースやデジタルツインなどの流れを汲みながら、地理空間情報を反映させていくことで再現性をさらに高めて行く構えだ。"住まい探し"だけに限らず社会経済活動や地方創生など様々な分野での活用を目指している。