東急リバブルは7月19日、同社の分譲マンション「ルジェンテ池袋立教通り」において、スマートロックを活用した無人による建物内案内に、同社・銀座サロンの営業担当者とのリモート接客を組み合わせた新たな販売促進策を7月23日より開始すると発表した。

  • 東急リバブル、新築分譲マンション販売に無人案内とリモート接客を導入

    【STEP1】銀座サロンでのVR内覧や個別商談(左:原寸大の室内空間、中:間取図と眺望の合成、右:VRシアタールーム)

新築マンション・新築戸建の集約型販売拠点である銀座サロンでの個別商談を経て、「ルジェンテ池袋立教通り」の完成済住戸を、内覧客の都合の良い時間帯で、内覧客のみで気兼ねなく見学でき、購入意思決定に向けた貴重な機会を提供するという。また、案内を無人化することで、銀座サロンでの複数物件販売による効率をより高めることも期待できるということだ。

内覧希望者は、物件説明やVR内覧および希望条件等についての個別商談を通して比較検討する住戸を選定し、内覧を予約。現地到着連絡を受けた後、エントランスのオートロックを遠隔解錠し、内覧客は見学住戸へ。住戸の玄関に設置されたスマートロックを暗証番号で解錠し、住戸内に入るという流れとなる。

  • 【STEP2】無人による建物内案内

    【STEP2】無人による建物内案内

内覧客のペースでリラックスして室内や眺望を見学でき、質問や相談がある際は室内に設置されているタブレットの通話ボタンをタップするだけで、銀座サロンの営業担当者とも会話が可能。さらに、自身のスマートフォンでQRコードを読み取ることで、スマートフォンから営業担当者の説明を受けたり、質問しながら見学したりできるということだ。

  • 【STEP3】銀座サロンからリモート接客

    【STEP3】銀座サロンからリモート接客

なお、スマートキーはビットキーの「bitlock」、遠隔接客システムはUsideUの「TimeRep」を採用している。

同社では、銀座サロンでの複数物件販売による効率化と、完成済物件の実物を見学できる利点を組み合わせた新たな販売促進策として、今後も物件の竣工時期に合わせて順次導入していく構えだ。