日本ディープラーニング協会(JDLA)は7月15日、2022年7月2日に実施した「JDLA Deep Learning for GENERAL 2022 #2」(通称:G検定)の合格者を発表した。6398人が受験し、うち3917人が合格した。合格率は61.22%とのことだ。
JDLAは、DX(デジタルトランスフォーメーション)時代に対応できるビジネスパーソンの育成を目指して、2017年からG検定(ジェネラリスト検定)を実施している。「AI(Artificial Intelligence:人工知能)の定義」や「ディープラーニングの概要」、「ディープラーニングの手法」など、ディープラーニングを事業に生かすための知識を有しているかを確認する試験だ。
今回の試験によりG検定の累計受験者は8万1444人となり、累計合格者は5万3027人となったとのことだ。これまでのG検定の累計合格者数が5万人を突破した。
年代別に合格者を見ると、20代が1586人(40.49%)と最も多かった。30代は1105人(28.21%)、40代は781人(19.94%)が試験に合格した。10代からも46人(1.17%)が合格したとのことだ。
職種別の合格者数では、研究・開発が935人(23.87%)と最も多く、情報システム・システム企画の860人(21.96%)が続く結果となった。
業種別の合格者数では、情報処理・提供サービス業(813人、20.76%)、製造業(694人、17.72%)、ソフトウェア業(661人、16.88%)などの合格者が多く、過半数を占めている。