IoTセンサーなどセンシングデバイスの開発販売を行うオプテックスは、企業の災害対策用に重要設備や土砂災害、浸水・冠水などの監視を行うための機器をパッケージで提供する「クイック・モニタリングサービス」の提供を7月14日より開始した。
サービスは、IoT無線ユニット、傾斜センサー、冠水センサー、PCやスマートフォンで利用できる遠隔監視ビューワー使用料、通信費をパッケージにして提供。重要設備の異常検知を行う「重要設備稼働監視用クイック・モニタリング」、法面や盛り土、崖などの崩落発生を監視する「土砂災害見守り用傾斜クイック・モニタリング」、河川の増水・越水、道路のアンダーパスや店舗、工場の冠水を監視する「浸水・冠水用クイック・モニタリング」の3つがラインナップする。
サービスの利用料金は、1年契約と5年契約を用意。同社推奨の5年契約では「重要設備稼働監視用設備クイック・モニタリング」が税別120,000円から、「土砂災害の見守り用傾斜クイック・モニタリング」が160,000円(以下、税別)、「浸水・冠水用クイック・モニタリング」が205,000円から。月額に換算するとそれぞれ2,000円、2,666円、3,416円になる。サービス利用には別途設置工事費・初期設定費用が必要となる。