徳島県徳島市とメルカリおよびそのグループ会社であるソウゾウは7月15日、相互に緊密な連携を図り、双方の資源を有効に活用した活動を通じて、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)推進のための人材育成、一層の地域活性化および市民サービス向上を図ることを目的に連携協定を締結したことを発表した。
メルカリは、フリマアプリ「メルカリ」およびその関連サービスや、D&Iの推進のため「無意識バイアスワークショップ」をはじめとするさまざまな取り組みのサポートを、ソウゾウは小規模事業者などでもネットショップを開設できる「メルカリShops」を提供している。一方、徳島市では、産業の活性化や、多様性の推進とジェンダーギャップの解消などが課題となっている。
メルカリ・ソウゾウが有するICT技術や知見を活用することで徳島市の課題を解決し、一層の地方創生の推進に資することおよび市民サービス向上を図ることを目的に、同協定の締結に至った。
具体的には、「地域の活性化に関すること」、「循環型社会の推進に関すること」、「財源確保に関すること」「D&I推進のための人材育成のサポートに関すること」、「その他地域の活性化及び市民サービスの向上に関すること」の5項目について連携するとのことだ。
ソウゾウは今後、地方自治体や地域の商工団体、農協等の団体との連携も強化し、地域の小規模事業者のEC化支援や地域の特産物を生かした取り組みなど、「メルカリShops」のサービスの特徴を生かして、地域課題の解決を目指すとしている。