ソリマチグループである会計バンクは7月15日、2201名を対象に6月17日〜 6月18日の期間で行った「副業の実態調査」の結果を発表した。
今回の調査では、約28%が「副業をしている」という結果になったという。 パーソル総合研究所の調査では「日本人の副業率は10%程度」という発表がされていることを踏まえ、会計バンクは、コロナ禍において、副業を実施する人の割合が急速に加速していることが予想できるとの見解を示している。
副業における1週間の平均労働時間は、「5時間未満」(56.5%)が最も多く、「5~10時間」「10~20時間」が続く結果になっているという。
また副業を実施している人の収入は、1週間の収入の割合が「1000円未満」が32.2%で最も多い結果になった一方で、「30,000円以上」の収入を20%以上の人が得ていることが分かった。
この「30,000円以上」の収入を得ている人を職種別に見ていくと「クリエイティブ・Web・フォト系」が2.2%と最も多く、次いで「医療福祉系」が2.1%、「エンジニア・技術開発系」が2.0%がという結果が出ている。
同社はこの結果から、「パソコンなどを使用し働く場所を選ばないような職種が副業で選ばれていることが分かり、これらは専門性が高く、本業でも同じような領域で仕事をしている人が多いのではないか」との見解を示している。