Malwarebytesは7月13日(米国時間)、「WhatsApp warns users: Fake versions of WhatsApp are trying to steal your personal info|Malwarebytes Labs」において、偽のWhatsAppアプリが発見されたことを伝えた。WhatsAppのセキュリティチームがマルウェアを含んだ偽のWhatsAppアプリを発見したとして、同アプリの責任者であるWill Cathcart氏が注意を呼び掛けている。
先日、WhatsAppのセキュリティチームが「Hey WhatsApp」などを含む「HeyMods」というGoogle Play以外で提供された偽のWhatsAppアプリの中にマルウェアがあることを発見した。これらの偽のアプリは、被害者の携帯電話に保存されている個人情報を盗むために設計されていることが判明。Cathcart氏はGoogleと情報を共有し、このような悪質なアプリに対処しているとTwitterで報告している。
WhatsAppは、ユーザーに対して公式ストアからのみアプリをダウンロードするよう勧めている。公式ダウンロードページにはAndroidとiPhoneの両方のストアへのリンクがそれぞれ掲載されている。WhatsAppはサポート対象外のアプリを使用しているユーザーを見つけた場合、一時的に使用禁止にする対応をとっている。またオリジナルを改変したものを使っている場合にも一時的な使用禁止措置がとられる。
非公式アプリのダウンロードを避け、WhatsAppのアドバイスに従って公式アプリを利用することが最も安全で簡単な解決策とされている。