米国土安全保障省サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA: Cybersecurity and Infrastructure Security Agency)は7月12日(米国時間)、「Citrix Releases Security Updates for Hypervisor|CISA」において、Citrix Hypervisorに複数の脆弱性が存在すると伝えた。これら脆弱性を悪用されると、攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られるリスクがある。
脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。
脆弱性が存在するとされるプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- Citrix Hypervisor 8.2
- Citrix XenServer 7.1
脆弱性を修正するホットフィックスは次のページから取得できる。
- Citrix Hypervisor 8.2 CU1 LTSR: CTX461352 - Hotfix XS82ECU1014 - For Citrix Hypervisor 8.2 Cumulative Update 1
- Citrix XenServer 7.1 CU2 LTSR: CTX461353 Hotfix XS71ECU2076 - For XenServer 7.1 Cumulative Update 2
脆弱性は深刻度が重要(High)に分類されており注意が必要。CISAは、上記のセキュリティ情報をチェックするとともに、必要に応じてアップデートを適用することを推奨している。