フォワードソフトは7月13日、運営するITエンジニアで働きたいを応援するエージェント「 Workteria」において、エンジニアの年収や需要が高い言語に関するアンケート調査の結果を公表した。同調査には現役エンジニア226人が回答した。
調査の結果、エンジニアが保有する言語スキルは「Java」が最多で25%だったという。次いで「JavaScript」(18%)、「PHP」(17%)、「Python」(12%)となり、これらの言語の需要が高いことがうかがえる。
また、週の稼働日数としては「5日」が全体の86%を占めることも明らかになった。平均契約月収(税別)を見ると、週5日稼働の場合は約54万円と最も高く、週4日稼働の場合でも約50万円と比較的高い傾向にある。
調査に参加した226人のうち、契約月収(税別)が60万円を超える人は64人だったという。これらのエンジニアは週の稼働日が4日以上の人が多い一方で、中には週2~3日の稼働で高額の契約月収を得ている人もいるとのことだ。高額契約月収の人には、クラウドエンジニア(AWS)やDBエンジニア(SQL全般)、サーバー担当者、「JavaScript」「Python」「PHP」「Java」の言語スキルがある人が多い傾向が見られたという。最高契約月収(税別)は約96万円で、週3日稼働の開発系PMだったようだ。
経験年数別に平均契約月収を見ると、経験年数が長くなるに伴って平均契約月収も高くなる傾向が見られ、経験5年以上の人が平均契約月収が最も高い。一方で、中には経験1年以上でも70万円を超える契約月収の人もいるため、扱える言語やスキルによっても年収が大幅に変わるとのことだ。
調査参加者のうち、経験年数は3年以上が最も多く170人だ。1年以上3年未満の経験を持つエンジニアと比較すると、3年以上のエンジニアは業務内容が多岐にわたるとのことだ。