コーソルは7月13日、マルチデータベースリアルタイムレプリケーション製品「Qlik Replicate」を使いてオンプレミスやクラウド上のデータ利活用を支援する「Qlik Replicate 導入支援コンサルティングサービス」と「Qlik Replicate PoC支援サービス」を開始することを発表した。
現在は多くの企業がデジタル化やIT化に注力しているが、クラウドやオンプレミスなど複数の異なる種類のデータベースにデータが散在しておりデータの利活用が進まない例もある。
こうした課題に対して同社は、マルチデータベース環境のDX(デジタルトランスフォーメーション)によるデータ利活用を検討中の企業をターゲットとして、Qlik Replicateを利用して散在するデータを集約し環境構築を支援するサービスを立ち上げ、データ利活用の促進を支援するとのことだ。
Qlik Replicateは、複数の異なるデータベース間でのレプリケーションを特徴とする製品だ。エージェントレスであるため、パブリッククラウドのマネージドデータベースサービスにも連携が可能で、オンプレミスやクラウドなどを問わずに複数の異なるデータベースが存在している際のデータ統合などを検討している企業に適しているという。
Qlik Replicate導入支援コンサルティングサービスでは、要望に応じて、製品に精通したエンジニアがユーザー企業のレプリケーション設計を支援するとのことだ。
支援内容の例 |
---|
Qlik Replicateの技術的なレクチャー |
必要となる資料やドキュメントテンプレートの提供 ・各種設計書 ・手順書 ・レクチャー資料 |
定例会議開催 |
QA対応 |
その他応相談 |
一方、Qlik Replicate PoC支援サービスでは、製品に精通したエンジニアがユーザー企業のPoC(Proof of Concept:概念実証)を支援する。Qlik Replicateの評価ライセンスは1カ月間と期間が短く期間内に求める要件を確認することが困難とされているが、Qlik Replicate PoC支援サービスにより、評価ライセンス期間中にPoCが終了しないといったリスクを回避できると期待される。