SBT、セキュリティ監視センターをリニューアル、業務効率、職場環境を重視

SBテクノロジー（SBT）は7月12日、国内外におけるセキュリティ監視需要の対応強化を目的に、セキュリティ監視センター（SBT-SOC）をリニューアルし、7月下旬より本格稼働することを発表した。

• セキュリティ監視センター（SBT-SOC）をリニューアル

SBT-SOCは、専門のセキュリティアナリストが顧客の環境のセキュリティシステムやネットワークを24時間365日体制で監視し、サイバー攻撃や不正アクセスから守るマネージドセキュリティサービス（MSS）を提供している。

2014年に設立以来、今回が初のリニューアルとなる。「セキュリティアナリストが働きやすい環境の整備」をコンセプトに、業務効率の向上、職場環境の向上、グローバル監視センターをはじめとした他監視拠点との連携強化という3つのポイントを重視したという。

• アナリストが協調して働けるよう、遮蔽されていない直接会話しやすい空間を設計

延床面積および座席数を既存施設のおよそ2倍に拡張し、セキュリティ監視需要の増加に伴う体制強化。執務室には監視や分析を行う25席のオペレーションスペース、顧客対応を行う個別ブース、アナリストがディスカッションを行えるブレストブースを設置した。

• 一人当たりの面積を広く取り、ゆとりのある快適な空間を設計

壁面には27面のディスプレイを配置し、アラート情報やトラフィックの傾向、攻撃動向などの表示を行うほか、海外拠点のグローバル監視センターとの連携のために利用するという。

今後は、セキュリティアナリストを現状の80名から2024年度までに人材採用や人材育成を進め150名規模を目指し、体制を強化する予定だとしている。

• 木目調の床やテーブル、ソファを配置した休憩スペースを新たに増設