SAPジャパンは7月11日、企業のサステナビリティ経営を一気通貫で支援する「サステナビリティサービスパッケージ」を提供開始すると発表した。
同サービスパッケージでは、サステナビリティ経営の実現に向けた計画策定からソリューション導入、運用までを以下の3つのステップで支援していく。
「サステナビリティアドバイザリー」では、デザインシンキング方法論を使用したワークショップ(オンラインまたはオンサイト)を通じて、サステナビリティに関する企業固有の目標とユースケースを定義し、優先順位の設定や計画策定を行う。
「サステナビリティアセスメント」では、サステナビリティ戦略(実現したい目標)と実行(技術的な実装)の間のギャップを埋めるためのアクションプランを定義する。サステナビリティに特化した全体分析を実施し、データ、プロセス、統合を評価して、個々の導入ロードマップ策定も支援する。
「サステナビリティ導入」では、同社が提供するサステナビリティ関連ソリューションの機能を早期に活用できるよう、標準機能による最低限の構築作業を行うクイックスタートサービスを提供する。同サービスでは、「SAP Product Footprint Management」「SAP Sustainability Control Tower」「SAP Responsible Design and Production」に対応している。