パナソニック コネクトは7月11日、i-PROのネットワーク・カメラである「i-PRO mini(アイプロミニ)」2機種と「i-PRO mini L(アイプロミニ エル)」4機種を2022年7月に取り扱い開始すると発表した。
新製品のうちi-PRO miniは、名刺より一回り小さいサイズで、AI(人工知能)プロセッサーを搭載したスタンダード・モデルのSシリーズ・ネットワーク・カメラ。用途に応じたAIアプリケーションをインストールすることで、多様な画像解析や業務の効率化に貢献する。
i-PRO mini Lは、i-PRO Remo.カメラとして「カメラのリモート活用を、かんたん・スピーディ・リーズナブルに」というコンセプトの下で「カメラBB」シリーズをリニューアルした、モニタリング用途に適したカメラ。スマートフォン専用アプリケーションで、監視に加えて設定や調整なども可能になった。
両シリーズとも、それぞれ無線LANモデルと有線LANモデルを用意。また、PoE、USB Type-Cといった多様な電源供給方法に対応する。i-PROでは、カメラ本体が周囲になじみやすくなるよう、本体色としてホワイトとブラックの2種類を提供する。
想定ユースケースとして同社は、LANケーブルの配線が厳しい環境で無線モデルとモバイル・バッテリーの使用、店舗の特売品売場での一時的な監視・防犯用途、工場の製造ラインなどの狭いスペースでの手元作業の記録用途、監視・防犯用途に加えてAI機能による画像解析や業務効率化への利用を挙げている。