Micron Technologyは7月6日(米国時間)、IntelならびにAMDの次世代サーバ/ワークステーション・プラットフォームの検証に対応したサーバ用DDR5 DRAMの提供を開始したことを発表した。

DDR5への移行により、データ転送回数がDDR4 DRAMの3200MT/sから4800MT/s(最大6400MT/s)へと引き上げられること、ならびに帯域幅の増加などから、システム性能を最大85%向上するというと同社では説明しているほか、それによりCPU演算能力やメモリの高帯域幅を必要とするAI、HPC、データ集約型アプリケーションのパフォーマンスを高めることができるようになるともしている。

すでに、同社のサーバ用DDR5 DRAMはコンポーネントおよびモジュールでの評価が進められているほか、DDR5 DRAMに対応したサーバ自体もデータセンターの環境にて、評価が進められており、2022年下半期を通じて導入が急速に進む見込みだという。