東京電力エナジーパートナー(TEPCO)は7月4日、法人顧客のカーボンニュートラル実現を支えるカーボンニュートラルソリューションサービス「TEPCO CN Design」を開始することを発表した。

  • カーボンニュートラルソリューションサービスの提案・実施体制

    カーボンニュートラルソリューションサービスの提案・実施体制

同社は、販売本部内に設置していた再エネ推進部を「カーボンニュートラル推進部」に改称するとともに、様々なカーボンニュートラルソリューションをワンストップで提案するためのCNコンサルグループを新設。法人向けのカーボンニュートラルソリューションサービス「TEPCO CN Design」を開始する。

同サービスは、顧客の計画策定の実態や要望に合わせ、提案するソリューションをカスタマイズすることで、カーボンニュートラル実現の目的の明確化から設備維持・改善までをトータルで提供するものだ。

また、カーボンニュートラルを進める上で不可欠となる再エネの利用や、設備側での需給調整や節電の手段であるデマンドレスポンスもソリューションの一部として積極的に組み込んでいくとしている。

  • 組織図(2022年7月1日以降)

    組織図(2022年7月1日以降)

同サービスは、2022年1月よりヨークベニマルが採用。ヨークベニマルを含むセブン&アイグループでは、2030年度CO2排出量50%削減に向けた実行計画を作成中だが、東京電力エナジーパートナーはカーボンニュートラル実現のロードマップやアクションプランの作成をはじめ、設備更新の計画策定や再エネ導入までトータルで支援しているという。