電通とドリームインキュベータは7月4日、研究所や企業のR&D(研究開発)起点の事業創造の実現により、R&D部門の変革をサポートするサービス「R&Dトランスフォーメーション」を共同で提供すると発表した。
同サービスでは、官民連携の事業創造を多く支援してきたドリームインキュベータと、クリエイティブやマーケティング支援を行ってきた電通のそれぞれの強み・ナレッジを統合して、①R&D部門の価値再定義、②R&Dテーマの探索・拡張、③R&D起点の事業化支援に関連したサービスを提供するものだ。
例えば、R&D部門の価値再定義では、ポートフォリオ・予算・組織体制・プロセスの再設計・最適化やR&D部門の新しい価値が社内外に効果的に伝わり、浸透するための「言語化」「可視化」、他社・他団体との連携による権威付けやPRの企画実施を支援する。
両社は、同サービスを提供を通じて研究成果と市場を最短で結んで「事業化」を実現し、PDCAも含めて伴走していくことでR&D部門の将来価値の最大化を目指す。