Q-Successから2022年7月のWebサーバのシェアが発表された。2022年7月はNginx、LiteSpeed、Node.jsがシェアを増やし、Apacheがシェアを減らした。しかし、動きは小幅にとどまっており、全体として横ばいの傾向を示している。

長期の視点からみると、ApacheとMicrosoft-IISが減少する傾向を見せており、Nginxは横ばい、Cloudflare Serverは増加または横ばいといった動きを見せている。以前はこうした動向がよりはっきりと出ていたが、ここ数カ月は変動幅が小さくなり、全体として横ばいに近い動きを示している。

  • 2022年7月Webサーバシェア/円グラフ

    2022年7月Webサーバシェア/円グラフ

  • 2022年7月Webサーバシェア/棒グラフ

    2022年7月Webサーバシェア/棒グラフ

  • Webサーバシェア推移グラフ - 資料: Q-Success提供

    Webサーバシェア推移グラフ　資料：Q-Success

順位 Webサーバ 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 Nginx 33.6% 33.5% ↑
2 Apache 31.4% 31.5% ↓
3 Cloudflare Server 21.6% 21.6% ＝
4 LiteSpeed 12.2% 12.1% ↑
5 Microsoft-IIS 6.0% 6.0% ＝
6 Node.js 2.0% 1.9% ↑
7 Google Servers 1.1% 1.1% ＝
8 Envoy 0.4% 0.4% ＝
9 Tengine 0.2% 0.2% ＝
10 Caddy 0.1% 0.1% ＝
11 Cowboy 0.1% 0.1% ＝
12 ArvanNginx 0.1% 0.1% ＝
13 Apache Traffic Server 0.1% 0.1% ＝
14 IdeaWebServer 0.1% 0.1% ＝
15 Kestrel 0.1% 0.1% ＝
16 Tomcat 0.1% 0.1% ＝

Q-Successは、上位1000万のWebサイト(2013年6月までの上位100万)を調査対象としており、Alexaによって提供されたWebサイトの人気ランキングの3カ月の平均順位を用いている。