ユーザーローカルは6月30日、千葉県のホームページ内「自動車税に係るAIチャットボットのページ」に、同社AI活用の自動応答システムの提供開始を発表した。

千葉県のサポートチャットボット設置ページ(自動車税に係るAIチャットボットのページ)

千葉県のサポートチャットボット設置ページ(自動車税に係るAIチャットボットのページ)

自治体DXを推し進めている千葉県は、問い合わせ件数の多い「自動車税」への対応に導入し、「自動車税に係るAIチャットボットのページ」を設置。例えば、"減免について知りたい"と入力すると"千葉県では減免について上限額はなく、原則、課税額の全額が減免となります。ただし、障害者手帳の新規交付があった場合等は、月割で減免となることがあります。詳しくはこちらのページをご覧ください。"と自治体により異なる減免制度もリンクで対応ページへと誘う。納税通知書の封筒などQRコードからのアクセスも可能で、業務外時間でも重要な情報への道筋を日本語で教えてくれる。ユーザーローカル提供のサポートチャットボットは、60億件を超えるSNSの会話データ分析から独自のAIを構築しているが6月21日には新宿区の景観観・まちづくり課における景観・地区計画・ユニバーサルデザインに関する導入も発表している。問い合わせの多いセグメントに導入することで質問パターンが蓄積され、回答の精度が向上するため自治体のDX向上にそのまま繋がる。