Microsoftはこのところ、定例の累積更新プログラムの提供によってたびたび別の問題を引き起こしているが、今回のアップデートにおいても複数の問題が発生している。Microsoftは6月27日(米国時間)、そうした問題の一つであるMicrosoft Edgeが固まる問題を解決したと伝えた。特定のケースでタブが反応しなくなる問題が修正されたと説明されている(参考「Windows 11 known issues and notifications|Microsoft Docs」)。
Microsoftの説明によると、KB5014019 およびそれ以降の更新プログラムを適用した場合、Webサイトがモーダルダイアログボックスを表示したタイミングでMicrosoft EdgeのIEモードタブが反応しなくなることがあるとしている。この問題の影響を受けるサイトはwindow.focusを呼び出しているという説明も行われている。
影響を受けるとされるプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- Windows 11, version 21H2
- Windows 10, version 21H2
- Windows 10, version 21H1
- Windows 10, version 20H2
- Windows Server 2022
この問題は既知の問題のロールバック(KIR: Known Issue Rollback)を使って解決され、自動反映されるまで最大で24時間かかる場合があるとされている。Windowsデバイスを再起動すると、解決策がより早く適用される場合があると説明されている。