ビジネスSNS「Wantedly」を運営するウォンテッドリーは6月30日、Wantedlyユーザー計1456名を対象に実施した「コロナ禍における転職と副業に関する調査」の結果を発表した。
これによると、転職時で最も重視する項目は「仕事内容のやりがい(60%)」ということが分かった。これに、「自己成長性(46%)」、「給与水準(45%)」が続いている。
一方で、同調査結果によると、人々の副業意欲が減少傾向にあることも分かった。前々回2021年10月に実施した前回調査結果と、副業意欲に関する回答の割合を比較すると、「現在行っている」は3ポイント減の31%、「やってみたい」は3ポイント減の37%だった。
緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置が数多く発出されていた2021年と比較してリモートワークの割合が減るなどの働き方の変化から、多くの働き手において副業に割ける時間が減少したことがこの変化の一因ではないかと同社は推測している。