人生には、多くの試練が待ち受けている。さまざまな困難に立ち向かい、試行錯誤する中で、人は成長すると言っても過言ではないだろう。では、各界で活躍しているビジネスパーソンは、どのようにして自身の“壁”を乗り越え、今に至ったのか。
TECH+セミナー事務局が主催する「JumpOver(ジャンプオーバー)」では、各業界で存在感を放つ著名人を講師に招聘。いかにしてこれまでの難局を乗り超えてきたか、その際の考え方やメンタルの保ち方などを自身の経験に基づいて語っていただく。これにより、参加者に、今までの自分を“飛び越えて”大きく成長できるような気付きや学びを提供することを目指している。
5月25日に開催された第1回には、青森山田高校 サッカー部 監督 黒田剛氏が登壇。指導者として、リーダーとして、選手やコーチたちと向き合う上で心掛けてきたことなどについて語っていただいた。本稿では、その一部を紹介する。
Profile
青森山田高校サッカー部 監督
黒田 剛 氏
1995年 青森山田高校サッカー部監督に就任。
青森県内公式戦386連勝中(2022年6月末現在)。 県高校総体22年連続(2020年代替大会含む)、選手権25年連続出場中。 2021年度には、第100回全国高校サッカー選手権大会、インターハイ、プレミアリーグ、の“3冠”を達成。 これまでプロ選手を61名輩出(柴崎岳[レガネス]、室屋成[ハノーファー]、郷家友太[ヴィッセル神戸]、松木玖生[FC東京]など)。