キヤノンITソリューションズは6月29日、教育機関向けソリューション「in Campus シリーズ」から統合ID管理ソリューション「in Campus ID」を提供すると発表した。価格はオープンプライスとなり、2022年7月1日よりサービス提供が開始される。
同サービスは、学内のIDおよびパスワード情報を教育機関で利用されているシステムにプロビジョニングするサービスだ。「ID/パスワードの一元管理」「Microsoft 365やGoogle Workspaceアカウント連携」「学生配布用パスワード帳票の発行」などが標準機能となり、「IDライフサイクル設定」「画面カスタマイズ」「アカウント一覧表示のカスタマイズ」などのカスタマイズも可能だ。
教育現場で求められることが多い「学内ネットワーク接続用の端末の登録/変更」や「多要素認証」などの機能については、製品ロードマップに合わせてオプションとして順次機能拡充していく予定だ。
なお、Open LDAP、Active Directory、RDB(PostgreSQL、MySQL)との連携も可能だ。(同期項目は設計フェーズで決定)。