ユニリタは6月28日、統合帳票管理システム「BSP-RM(ビーエスピー‐アールエム)」のWindows版バージョン2.0.0をリリースした。Ver2.0.0では、操作画面のWebアプリ化とダッシュボードの導入を行いクライアント画面のリニューアルを実施。ダッシュボード画面では未出力・エラー情報、運用で頻繁に確認を行うレポート・出力コントローラー・配信キューの情報、データの保存状況などの確認を一画面で行えるようになった。帳票の格納・出力・配信処理などの基本機能のパフォーマンスも大きく向上し、旧バージョン比で最大18%処理能力がアップしたという。
「BSP-RM」は、業務アプリケーションに依存せず帳票管理基盤を構築、帳票データの格納・出力・管理・制御を行う統合帳票管理システム。IT全般に関する統制を行う管理機能の他、仕分けされた帳票のデータは宛先ごとに詳細なログデータを保存し出力された帳票の集計や課金リストの作成、配布経路のトレースなど帳票運用の負担を軽減する機能も提供。製造、金融、保険など多様な帳票を扱う業界を中心に累計300社以上の企業で20年間にわたり利用されている。