Googleは6月27日(米国時間)、「Upgrading from Google Hangouts to Google Chat」において、モバイルでGoogleハングアウトを使っているユーザーに対し、GmailまたはGoogleチャットアプリへ移行するように促す通知が表示されると伝えた。
同様に、Google Chromeの拡張機能を使っているGoogleハングアウトユーザーに対しても、Web上のGoogleチャットに移行するか、チャットWebアプリをインストールするように求められるとしている。7月にはWebでGmailのハングアウトを使っているユーザーはGoogleのチャットを使うようにアップグレードが実施されるという説明も行われている。
Googleは2022年11月にGoogleハングアウトサービスの提供を予定している。まだ使い続けることはできるものの、Googleとしてはサービスが終了する前にデータのダウンロードやGoogleチャットへの移行を行ってほしいと呼びかけている。
Googleは2020年10月、Googleチャットを誰でも利用できるようにすると発表した。以来、GoogleはGoogleチャットのアップグレードに取り組んでおり、Gmailやほかのワークスペースプロダクトと統合して動作するようになっている。GoogleはハングアウトよりもGoogleチャットのほうがコラボレーション機能が優れているとしており、多くのユーザーへGoogleチャットへの移行を促している。