NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は6月28日、オンラインワークスペース「NeWork(ニュワーク)」について、スマートフォン向けの専用アプリの提供を開始すると発表した。リアルよりも気軽に話しかけられるワークスタイルの実現を目指したというNeWorkをスマートフォンから活用できるようになることで、働く場所や勤務時間に縛られない働き方が期待できるとのことだ。

  • NeWorkアプリのイメージ

    NeWorkアプリのイメージ

リモートワークやハイブリッドワークが拡大する中で、同社はNeWorkについて、チームや組織の一体感と気軽な雑談やちょっとした相談を取り戻すことを目指して開発したコミュニケーションツールだとしている。

同サービスは常時滞在型のオンラインワークスペースであり、画面上には「会話可能」や「他のメンバーと会話中」などメンバーの状態が可視化されている。立ち話感覚でのちょっとした相談や雑談を行うためのデザインと機能を備えており、会話のために都度会議用URLを発行するといった手間が省ける。

今回同サービスをスマートフォン向けのアプリとして提供することで、オンラインワークスペースにモバイル環境からアクセスできるようになるため、チーム内のメンバーに対するちょっとした相談や雑談を、これまで以上に簡便に行えるようになるのだという。

NTT Comでは、移動中にスマートフォンから雑談や相談を聞く場面や、散歩で気分転換しながらメンバーに相談する場面、PCよりも起動が早いスマートフォンから家事をしながらチームメンバーと雑談するような場面での利用を想定しているようだ。

  • アプリの想定利用シーン

    アプリの想定利用シーン

アプリのダウンロードは無料。NeWorkは基本機能がすべて無料の「お試しプラン」のほか、最大50人のユーザー登録が可能な「Team50」(月額2万7500円)、最大100人のユーザー登録が可能な「Team100」(月額5万5000円)のプランを展開する。